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【バイク】兵庫県オススメ険道、301号線多紀連山ツーリング

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兵庫県内のオススメツーリングルート記事で、「まだ行ってないけど面白そう!」と取り上げたルートを実際に走ってきたのでレポートします。

※関連記事
【2018年版】兵庫県道(≒険道)バイクツーリングおすすめルート

今回のツーリングルートは、兵庫県丹波篠山市にある県道301号の多紀連山県立自然公園通過ルートです。

結論から言うと想像通りのおもしろルートで、険道・旧道好きには是非行って欲しいと思えるルートでした。

よって、r301は「面白そう」から「面白かった」に格上げです。(笑)

GoProで撮影した映像を切り取って紹介します。

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走行ルート

ほぼ県道301号線を走りました。

南側からスタートして北上します。

途中で多紀連山(たきれんざん)に突入するため、峠に差し掛かります。

ただ、峠の名称はないようです。三嶽、小金ヶ嶽の間を通過します。

走行ポイント

ご丁寧にも「ここから危険区域」という看板が立ってますので、そこから峠までのルート、そして峠からの下りルートがポイントです。

中でも中盤付近のつづら折りゾーン付近は楽しそうです。

峠での軽いうねりと、峠を下り始めてからの連続ヘアピンは本脳を呼び覚ましてくれそうです。

「フォレストアドベンチャー丹波・ささやま」がちょうど峠になってます。

前半戦

スタート~多紀連山県立自然公園入口まで

「険道ゾーン」に入るまでの県道301号は、至って普通の対面通行道路です。

あたりを見回すと山アンド山のオールグリーン地帯が広がっていて気持ちがいいです。

この辺だけ見るとマスツーリングでもいけそうだねって思うかもしれませんが、本当にマスツーをやると後々リタイア者が出るかもしれません。

県道301号合流序盤。まだ普通の対向車線という感じ。

とか言ってるうちに中央車線が消えます。

自然広がる景観の中にポツンと「スピード落とせ」という人工的な看板が立てられており、非常に目立っています。

中央線が突然消えて「スピード落とせ」の看板が出現。少しずつ期待感が上がっていく。

とはいえ、この程度の県道ならそこらへんにウジャウジャしてるのが兵庫県なので、まだ前菜レベルというところです。

この感じのまま終わってしまったら、がっかりツーリングルートとして「オススメとか言ってすみませんでした」とお詫び記事を書かないといけません。^^;

再び2車線に。

周りから高層の建物がなくなって、当たり一面田んぼの景色が広がっています。

正直自宅の近所にも田んぼはあるため、この手の景色は見慣れてはいるものの、スケール感はコチラのほうが断然上です(平野ということもあって)。

イネアレルギーを持っている方はキツいかもしれませんね…。

分かれ道。右に行くと鍔市ダム+鍔市自然公園にいけます。

右折すると鍔市(つばいち)ダムに行けます。

そして本線側。消火栓のとなりに「道幅狭し」の看板が。テンション上がってきた

鍔市ダムと鍔市自然公園

鍔市ダムの奥には鍔市自然公園という自然公園があって、ダムの周辺は一周することができるようです。

Google Mapでみる限り、道の一部がダートになってるので(ただし2013年9月の映像…)、ダート好きなオフローダーは記念に一周してみてはどうでしょう?

今回我々は事前調査してなかったのでスルーしました(笑)。

※鍔市ダムの一番奥、鍔市自然公園付近の道


本線をもう少し先に進むと駐車場が2箇所あることを知らせる看板が出現します。

多紀連山無料駐車場は登山目的の方向けと、フォレストアドベンチャーまで歩いていく人向けでしょうかね…?

多紀連山無料駐車場から先は険道ゾーンなので、運転が苦手な人は無料駐車場で駐車…というのはアリといえばアリですが、3km近く歩くのはしんどい…^^;

さっきまでの「普通の県道」とは一線を画した景色感が広がってきました。

画像右にチラッとソーラーパネルが映っていますが…(笑)

※このあたりはパネルがいっぱい置いてあり、近代的な雰囲気も持ち合わせてました。

こういう景色が旧道・廃道マニアには心地いいのかもしれません(廃道マニアの方はもっと自然な感じを好むかもしれませんが…)。

少なくとも僕はすごい好きです。この時点でこのルートは当たりだなと思いました。

さらに進むと多紀連山県立自然公園の看板が。ということでここからが本番。

険道ゾーン~峠

「ここから危険区域」。ど真ん中ストレートの警告。

「ここから危険区域」という、いかにもな看板が視界に入ってきました。

こちらとしては待ってました!って感じです。^^;

道幅は車一台分という程度の幅になってます。

通行規制区間に突入。撮影当日はもちろん規制なし。

危険区域の看板のすぐ奥に、通行規制区間の起点であることを示す青い看板が立てられています。

運が悪ければ通ることができませんが、今回は通ることができました。

台風一過の直後はチェックとかが入ったりしてNGになる可能性が高そうです。

※規制が入ってるかどうかはJARTICで要チェック!

軽自動車とすれ違い、車同士のすれ違いはキツそう?

危険区域に入ってからそれほど間が立たないうちに対向車と遭遇です。

地元民にとってこの程度の道は普通の通り道なのかな?と思わせられました。

なお、峠に到達するまでにすれ違った車はこの1台だけです。

山に上っていく感じが徐々にしてくるような上り道。

の理想的な景観が広がってます。

日常から乖離した領域に入ってる感じが気持ちいいです。

自然豊かな感じなわりには舗装路に砂利や落ち葉が少なく、結構キレイだなと思いました。

日常的に車が通っているか、清掃車(?)が定期的に通っているのかという感じですね。

ガードレールのない地帯も。ただ、この道幅は結構広めなので、よほどのことがない限り落ちることはなさそう。

峠到着前に数度あるつづら折りゾーンです。

結構傾斜が急なので、油断してシフトを下げ忘れてノッキングを起こしたりエンストからの転倒に要注意です。

対向車線もあるくらい車線は広めの親切設計になってます。

つづら折りゾーンが終わる頃に通行規制区間の終点を告げる看板が登場。

そして山頂に到達です!

ちょうど前のライダーのいる位置付近が峠。

左側に広がっている空間がフォレストアドベンチャー駐車場。

いざ峠に到達すると、例のフォレストアドベンチャーの駐車場が左手に見えます…が、

結構クルマ停まってるな!

まずそこにビックリしました。

ということは、みんなあの道を通ってきたということでしょうか…

僕はあまりクルマでは通りたくない道でしたけどね…

フォレストアドベンチャーについて

公式サイトトップページより引用

フォレストアドベンチャー・丹波ささやまは、アドベンチャー系のスポーツ施設です。

フォレストアドベンチャーは日本各地にあるようですが、この丹波ささやまはその中でも日本最大の施設だそうです。

ということは、駐車場に停まっている車はもしかしたら日本屈指のアドベンチャーファンの所有者なのかもしれません。^^;

※フォレストアドベンチャー・丹波ささやま公式サイト
http://fa-tanbasasayama.foret-aventure.jp/

※余談ですが、公式サイトのアドレスがforet-aventure(フォレット・アベンチャー)となってますが、forest-adventureじゃないのはなにか理由があるんでしょうかね…?

後半戦

峠からr301終了

この時点で終了でも「あ~楽しかった」と思えるルートでしたが、後半戦もまだまだ危険自然がいっぱいで楽しいです。^^

いきなり急な下り&つづら折りゾーンからスタートするので、速度は気をつけて走りましょう。

峠を越えると急カーブと下り坂が待ち構える。

ガードレールの奥にちらっと見える景色が壮観。

土のうはこの前の台風の影響を思い起こさせますね(わりといろんなところに設置してました)。

こんな極地にもしっかりと道路整備が入ってるというところは流石!って思います。

県道301号は現役バリバリの交通路であることを伺わせます。

左側のコンクリにこびりつく芸術的苔。

なんじゃこのコケ(笑)

雨とかで剥がれないのだろうか?と思うのですが、取れないものなんですね~

一面びっしりとついていました。

下り始めてから初の対向車…も軽自動車。

下り始めてから初の対向車です。

車幅はわりと広めのところが多いので、車対車のすれ違いでも問題なく通れそうです。

直線コーナー~ゴール

傾斜ほぼなしの直線路が突然出現。

急な下りゾーンが終了したと思ったら、突然直線番長もニッコリの長いストレートが出現します。

とはいえ、ここで調子にのって飛ばすと…次の右カーブで曲がりきれず、緑の生い茂った傾斜にダイブすることになります(一応崖からダイブしないだけマシですが)。

スピードは控えめに。まあこんな険道で飛ばすヤツいないと思いますが…(笑)

対向車2台目。ミニバンでも行けちゃう峠。頂上にいた車の大半はこっち(北)側から来てるんだなと思われる。

直線のあとはわりとそれほど難しくない道が続きます。

やっぱりフォレストアドベンチャーの駐車場に停めていたドライバーは、だいたい北側から来たんじゃないかなと思います。

最後のカーブ。このあと丁字路になってr300に合流。

丁字路。r301はここで終了。左にフォレストアドベンチャー方面を知らせる看板が。

丁字路出現で県道301号は終了です。

どっちに曲がっても県道300号です。

右折するとR173と合流する道へ(至大阪 or 京都府京丹波町)、左折すると京都府福知山市方面へ行けます。

所感

兵庫県道というくくりのなかでも、県道301号線はなかなかオススメの自然ツーリングスポットと言えます。

距離は自然公園入口からr301終点までで約9kmと、長すぎず短すぎずでちょうどいいぐらいだと思います。20分弱は楽しめます。

難易度は?

慎重に走る分にはそれほど危険じゃないので、MT免許取り立ての初心者以外なら通れると思います。

上で書いた通り、自然の中を通る道路のわりに路面がキレイです。

葉っぱや石ころが転がっていると普通に走ってるだけでコケるリスクがつきまといますが、それがない分イージーだと思います。

あとは速度を出し過ぎなければそれほど難しくないとは思います。

オススメの走行シチュエーションは?

まずはマスツーでこのルートを企画するのは止めましょう(笑)

この辺の県道でマスツーするなら、県道97号をオススメします。

人数は1人~3人くらいが理想です。

そして都会の道よりもワイルドな道を好む、旧道もしくは廃道を巡るのが好きな人にオススメします。

北上ルートと南下ルート、どっちがムズそう?

今回南側から北へ走ったのですが(=北行き)、フォレストアドベンチャーから北側は上るより下るほうが断然難しいと思います。

ということで、今回走った北上ルートのほうが難しいんじゃないかなと思いました。

さいごに

※当日の走行ルート(GPSデータ)

ボリューム不足と思う人は通ったUターンするのもありです…が。

Uターンするより、r301の先にもっと面白い険道…いや県道があるので、そっちを走ってみることをオススメします。

そのルート…諸般の事情でGoogle撮影班も未撮影のゾーンとなっています(2018年10月時点)。

っていうか、撮影しに行ったとして途中から車通れないと思いますが…

その名も…兵庫県道509号(r509)です。

私道ですか?いいえ、県道です。

いきなりクライマックス感のある細道からスタートし、中盤では滑りやすい路面につづら折り…と難易度はr301の比じゃないです。だから面白い。

ワンミスで転倒、バイク破損、怪我必至のコース(盛り過ぎ?)なので、自身のスキルと相談して欲しいと思います(1年以上乗ってれば大丈夫…だと思う)。

当然ながら「行ったら怪我しました、謝罪と賠償」と言われても、当サイトは何もしませんので、自己責任でお願いします。

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