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【バイク】Honda FTR、レッドバロンで2年点検を実施+α

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FTRは排気量223ccなので車検の必要はありませんが、「車検しなくていい=メンテしなくていい」ではないので、定期的に点検をやってもらってます。

僕は整備に関してはド素人のため、プロにお金を払って全部やってもらうスタンスです。バイクをレッドバロンで買った縁もあり、点検はレッドバロンで行っています

先日レッドバロンにて2年点検を行ったので、結果報告がわりに整備内容について軽く紹介します。

一応駆け込みの点検もやってるっぽい(?)ので、内容を見て興味の持った方はお近くのレッドバロンに突撃してみてください。

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レッドバロン2年点検 概要

レッドバロンの2年点検では52項目に及ぶ検査箇所をチェックし、調整や清掃、締付等を行います。

全部書くのはしんどい長くなりますので、かいつまんで紹介しようと思います。

点検箇所

  • かじ取り装置(ハンドル、ステアリング
  • 制動装置(ブレーキ
  • 走行装置(タイヤ、ホイール
  • 緩衝装置(ショックアブソーバ
  • 動力伝達装置(クラッチ、ミッション
  • 原動機(エンジン
  • その他(マフラー、フレーム、シャーシ

→早い話、車両全部点検する感じです。

整備内容

 明細票に書かれてある内容だけ抜粋します:

  • フロントブレーキフルード(Sディスク)点検
  • バッテリー電圧点検
  • 外装脱着
  • スパークプラグ清掃
  • タイヤ圧調整(前後1.25kPa)
  • ステアリングステム軸受部点検
  • ブレーキパッド/ディスク摩耗点検
  • ホイールベアリング点検
  • フロントフォーク、リアショック点検
  • ドライブチェーンの遊び給油・調整
  • クラッチレバーの遊び 調整
  • 灯火類点検
  • シャシ各部増し締め
  • 洗車

→これだけの点検を行えば、マシンを今できる限り最高の状態まで仕上げてもらえると考えています。

 点検のあとに洗車までやってくれます。乗る時点でボディは乾いているのであまり実感はないのですが、「タイヤがまだ濡れてるかもしれないのでお帰りの際は気をつけて」ということを毎回言われます。

2年点検とは別の整備内容

 この日行った2年点検とは別の整備(修理)も合わせてしてもらいました。

 内容は以下のとおりです。

エンジンタコメータの共振修理

どうしても何回転しているのか知りたくてバイク購入時に合わせて取り付けてもらったタコメータ

 GoProで動画を撮影するとギィィィィンという耳障りな高音を収録しており、一体何が原因なんだと探ってもらった結果、エンジンの回転数を測るタコメータが共振を起こしていることによる異音であることが分かりました。

 なお、FTRは純正ではスピードメーターしかついてません。外注で付けているので、普通のFTRでは発生しない異音です。

 僕がツーリング記事で動画でなく画像ばっかりアップする理由の1つがコレ(異音がひどいため)だったりします(この理由+車体そのものの振動がキツつすぎてブレブレになるからというのもありますが)。

 なので、メーターとステーの間にラバーダンパーを追加してもらうことで共振を防ぐ措置をとってもらいました。

赤丸部分にラバーを追加。

 修理後に確認したら共振がだいぶんなくなっていたので(完全ではない)、今後は異音が少し減るという期待が持てそうです。

 FTR名物(?)の振動も抑えられることができれば、動画をバンバンアップしていきたいのですが…

(Youtubeに上げた過去の動画)

※音量注意。エンジン音とは違う「ギィィィィイ」というか、「チキチキチキチキチキ…」という音がメータが共振によって鳴っているとされる音。

エンジンオイル交換

→2年点検には別内容ですが、一緒にやってもらいました。

 オイル交換のみの依頼なら工賃が630円かかりますが、点検とセットの場合工賃は無料になります

費用

 今回の2年点検+αで支払った費用は以下のとおりです。

2年点検
9,700円
メーター共振修理
1,800円
外装脱着
1,800円
スパークプラグ清掃
390円
消費税
1,095円
合計
14,785円

→レッドバロンでは1円の位は切り捨ててくれるため、支払総額14,780円になります。2年点検の内容に限定すると12,840円です。

 車検ではないので、料金はだいぶんリーズナブルです。少なくともクルマの10分の1なので臆することなく頼めます(笑)

※関連記事:【Audi】A4車検3回目(7年目)まとめ…また20万超えちゃった

備考

 点検にかかる時間はだいたい1.5時間くらいです。何事も無ければ、ですが…

 近くに時間を潰せるところがあればいいですが、なかったらちょっとヒマな待ち時間となりそうです。

追加修理案件

 これでハイ、終わり!ってなればよかったのですが、問題点が2箇所見つかりました。

前輪タイヤ要交換

 スリップサインすら確認できないくらい前輪タイヤがすり減ってます。

 ぶっちゃけ春あたりから自覚してましたが、「まだいける…?」と思い放置してました(笑)

 残溝0.9mmだそうなので、まぁかなりヤバかったかもしれませんね。

 これを修理するまではちょっとバイクの遠出は控えることにしました。

 直したら県道367号とか行ってこようと思ってます。

※関連記事:【2018年版】兵庫県道(≒険道)バイクツーリングおすすめルート

ステムベアリング交換

 ステムベアリングが引っ掛かってるとのこと。

 「ハンドルがセンターから左or右に切り替わった時に引っかかるような違和感ありませんか?」と問われたのですが、正直自覚なかったです^^;

 交換を勧められたので、後日タイヤの交換とセットで行うことにしました。

ステムベアリングの位置

ステムベアリングとはなんぞやと整備書をチェックしてみました。

注文書にベアリングの数量は2個とあるので、上図の赤◯のところを両方換えるのかなという感じです。

整備しない(できない)くせに、なぜか整備マニュアルは衝動買いしたという…(笑)

※現在書籍がプレミア化(?)してて、概ね20,000円近くする模様(なんで…??)

※ご自身で交換されたFTRユーザーの記事を見つけましたので、参考までに貼っておきます(自分でフォークばらしたりできるのはすごいなぁ…)。

https://blogs.yahoo.co.jp/sc542004/26012143.html

数日後:タイヤ+ベアリング交換実施

 2年点検から数日後に再びレッドバロンへ行ってまいりました。

 修理時間は早くて3時間、いろいろすったもんだあったら最長6時間と言われていたのですが、結局5時間で終わりました。

 修理後のバイクに乗ってみると、たしかにハンドルを切る時に今まであったフィールが消えて動かしやすくなった…気がします^^;

 修理費用は部品代13,040円、工賃14,220円計27,260円です。

費用詳細

・部品代

NTNボールリテーナーベアリング(×2個)
3100円
ステムベアリングロアダストシール
250円
タイヤ
8730円
部品代計(税込)
13,040円

・工賃

ベアリング交換
10,800円
タイヤ交換
1,800円
チューブ脱着
250円
窒素ガス再充填
250円
ホイールバランス調整
65円
工賃計(税込)
14,220円

タイヤ交換工賃について

 ベアリング交換とセットで行ったため、本来は10,000円くらいすると思うのですが、1,800円で済んでいます。

 フォークを外したりする工程までは一緒だからだと思われますが、安く済みました。

タイヤ

 タイヤは従来同様、DUNLOP社のK180(120/90 18M/C 65P)です(公式サイト)。

Newタイヤ。めちゃキレイ!溝たっぷり!^^;

※Amazonってタイヤまで売ってるんですね…

Newタイヤで走ってみて

 まず振動が少し抑えられた気がします。これはラッキー…ていうか、前のタイヤが相当ヤバい状態だったのかなと…。

 そして残溝が一気に増えたわけですが…なんかハンドル位置が変わったと感じるくらい高くなった気がします^^;

 イメージだけなら下の画像みたいな変化です。

※画像の作成にかなり時間かかったわりに、いまひとつ説明に欠ける絵になってしまったが…

 タイヤの溝が数ミリあがったところでここまで変わることないと思いますが^^;

 ベアリングを交換した影響なのか、フォークをOHした影響か…

 まぁ乗りにくいわけではないのでいいんですが、こんなに変わるものかと感じたので。

 あとは新しくて滑るのかブレーキの効きがまだよくないので、しばらく(約100km)は慣らし運転に励みます。

さいごに

 これでまた走る準備が整いましたので、休日作って走ってこようと思います。

 とりあえず先日取り上げた面白そうな険道…もとい兵庫県道を走ってレポートできればと思っています。

定期的な点検を忘れずに!

 250cc未満は車検は不要ですが、定期的な点検を行って常にいい状態を維持するよう気をつけましょう!

 なにか起こってから修理するのと比べると、工賃(トータルコスト)が安くつくと個人的には思ってます。

 それに、整備不良で事故起こして大怪我なんてした日には一生の後悔になりますからね…