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【ダーツ】理想のテイクバックを説明した動画を発見した(ありがとうJTV!)

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ソフト・ハード問わずダーツを練習中のみなさん、こんにちは。みなさんダーツの調子はどうですか?僕は、まあみごとに絶不調に陥りました…^^;

もうダーツ辞めようかと思うくらいでした。

そんな絶望の淵から生還するきっかけを、1つの動画が与えてくれました。

同じような悩みの人が解決するきっかけになればと思い紹介します。

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動画詳細

WINMAU本社でダーツトレーニング受けてきた Darts Training at WINMAU Office

 Japanese Guy TVというチャンネル名の動画です。動画投稿者はYusukeさんという日本人です(名字もどこかの動画で映ってましたがとりあえず伏せておきます)。

 僕が彼に関して分かっているのは、この動画投稿時点では香港にお住まいということ、そしてかなり上位のダーツプレイヤーということくらいです。

動画の見どころ

 2:52~17:50の説明+実践部分です。

 一見WINMAU社の商品(SIGHT RIGHT 2)の紹介動画に見えますが、商品の紹介だけでなく(SIGHT RIGHT開発関係者による)理想的なテイクバックの位置を把握するための方法論にまで及んでいます。

 この方法論はダーツの投げ方の本質に迫っていると思い早速実践したところ、大きく飛びが改善されました(後述)。

 ついでにテイクバックありのフォームに変わりました

【ダーツ】テイクバック、始めました(メリットとデメリットについて)
日夜理想的なフォームを追求しているダーツプレイヤーのみなさん、こんにちは~  「テイクバックはフォームの再現性を損なう原因になるから」という理由で長い間テイクバックなしで投げていましたが、テイクバックをつけたほうが良さそうな気がしてきたので...
2019/10/16追記:2019年10月時点で、またテイクバックなくなりました^^;

動画から学べる「理想的なテイクバック」の要点

※一応、「アマチュアプレイヤーの個人の見解」ということをご承知おき願います。

理想的なテイクバック、そしてスローイングとは?

利き目の位置とターゲットを結ぶ直線(サイトライン)を通るようにテイクバックする
⇒そして、サイトラインに沿うようにスローイングする

この方法通りに投げられているかを確認する方法

Triple1に刺さってるダーツはちょっと右から左にナナメ向きに刺さっているので、肘が内側に向かってスローイングしてしまった可能性が高い。Single20に刺さってる2本はまっすぐ刺さっており、サイトラインに沿って投げられている上々の内容。

(特にハードダーツボードに)投げた時に、ダーツがボードに対して真っ直ぐ刺さっている
理にかなった位置にテイクバックが引けている&スローイングできている

斜めに刺さっている場合
直線上から投げられてない(右から左or左から右にねじれるように投げている)
or
リリース時になんらかの問題を抱えている(グリップできてないことによるすっぽ抜けや、スナップの方向がおかしいなど)

なぜサイトラインに沿わせるが理想的なのか?

「サイトライン」で投げる方法のメリット

上の動画の説明は、利き目とボードを結ぶ直線上にテイクバックを持ってくること、そして直線を通るようにスローイングするという内容です(それを実現しやすくするために「SIGHT RIGHT」というツールを使っています)。

そうすることで、どのナンバーを狙うにしてもテイクバックの位置、そしてスローイングの方向が安定し、より精度のアップを図ることが出来ます

なお、ナンバー(例えばダブル)を狙う際は、BULLを投げる体勢から体の軸ごと回転させることで目・ダーツ・ターゲットの一直線を保ちます。

結果として、ダーツの飛ぶ方向、刺さり方がボード(ターゲット)に対して真っ直ぐになり、1つの投げ方(テイクバック、グリップ、スローイング)で全てのナンバーに対応できるようになります。

理論上この投げ方を意識し続けていれば、BULLばかり投げていても他のナンバーも並行して上達することになります(もちろんナンバーも実際に投げることでより上達しますが)。

飛躍的な上達と、安定感のアップが期待できますね。

テイクバック位置が不安定であることの問題点

イップス(ゴルフ)

テイクバックの位置が不安定(狙うナンバーによって変わっている状態)だと、スローイングの方向が安定せず、スランプや最悪の場合イップスに陥る可能性も考えられます。

テイクバックの位置が不安定だと、リリースの位置だけでなくグリップの感覚も狙うナンバーごとに違ってくるからです。

要はテイクバックの位置を一定にしないと、「15(右下)狙う用の投げ方」「16(左下)狙う用の投げ方」…という感じで要求されるスキルが独立してしまうため、より多くの練習時間+高度な技術(センス)が必要となってしまいます。

15が上達した頃には16を狙うスキルが落ち、今度16を狙うスキルが上達すると、15のスキルが落ちる…という感じです。

  • 01をしばらく続けたあとにクリケットの精度(スタッツ)が落ちる
  • クリケットナンバーばかり投げたあとにブル率が大きく下がる

という経験がある方は、テイクバック位置不安定の兆候があるのかなと思います。

まあ自分自身のことなんですが…(笑)

実践してみた|一気にスタッツが戻った件

SIGHT RIGHTを所有してはないのですが、利き目の位置はカンタンにある程度特定できるため、早速上記のことを意識して投げ始めました。
その結果、飛びがよくなっただけでなくかなりの副次効果が表れて、最近抱えていた多くの問題が改善、先日ネット対戦してきた結果、スタッツが一気に回復してリーグ(DARTSLIVE)のレベルも一気に上昇しました。

利き目の見分け方

※引用元:http://siryokusuppli.com/menocheck/kikime

ある物体を両目で見た時と片目で見た(片方の目をつむって見た)時に、違いが小さい時に開けている目があなたの利き目となります。

SIGHT RIGHTは効き目だけでなく真ん中よりなのか外寄りなのかまで特定する優れものなのだそうですが、とりあえず上記の方法であらかたの位置は

ネット対戦結果…と直近の自分のダーツ事情

実践前(6月上旬)、ダーツが前に飛ばなくなりスタッツ急降下

テイクバックなしで、上記のことを意識してなかったときの話です。

元から「グリップがおかしい」と感じるときは多々あったのですが、ついにおかしいを極めてしまい、ダーツが前に飛ばなくなってしまいました

具体的には、リリースの瞬間人指し指1本だけダーツに残る(引っかかる)ことが増え、意味不明なところに飛ぶようになりました。

19ダブル狙って1ダブルヒットしたことあります?僕はその当時何回もそれを実現しました。もはや素人以下の状態です。

Double19は左下、Double1は右上。左下を狙って投げて、ダーツボードの右上に刺さなんてもはや異常である…

今日始めたっていう本当の素人でもボードの枠内はいくと思います。僕はそれすらできなくなり、そして前々からですがとにかくボードに刺さらず抜ける…

投げる→すっぽ抜ける
投げる→外れる→抜ける
構える→落とす
地面に落ちた3本のダーツを拾う…

そんなことを延々と5時間繰り返していくうちに、ダーツをやるのがイヤになってしまいました。むしろよく5時間持ったと思う。

とりあえず、しばらくダーツから離れよう」と思い、それ以降しばらく家でも投げず、動画も見るのも止めてしまいました…

そして動画に出会う

それから10日くらいが経過してから、全く関係ない別の動画を見ていたときに偶然目に止まったのが、↓の動画でした。

投稿者が現在世界トップクラスのダーツプレイヤーであるMVG(Michael van Garwenさん)に試合のVIPシートに招待される動画でした。

 「この投稿者の動画面白いな…」と過去の投稿動画を漁っているときに、件の動画(サイトライン)を見てしまったわけです。

刺さらなかったダーツが刺さるようになった!

 見よう見まねで真似ているうちに、みるみるうちに調子を取り戻していきました

 絶不調時、力強く投げてもボードまで届かなかったのが、軽く投げても届くようになり、矢速もどんどん上がって飛びが安定(矢速が上がりゃいいってもんでもないですが…)。

 そして最大の変化を感じたのが「ほとんど弾かれていたダーツボードにしっかりと刺さるようになった」ことです。

 今までよっぽど飛びが汚かったんでしょうね、ボードに当たったダーツが75%以上の確率でダーツから弾かれて、地面に突き刺さってました(家で投げてる時)。「ボードには刺さらないのに地面に刺さるのか」とイラつくこともしばしばでした。

 「ハードだと刺さるけどソフトだとどうだろう」と6月末、↑以来のネット対戦をしにネットカフェへ。

ボードにダーツが刺さる刺さる。

 あれだけ刺さらなかった、もしかしたら商品が悪いんじゃねと50%くらい思っていたPremium Lippointがとにかく刺さる

 95%(20本中19本)くらいはしっかりと刺さってくれました。スタッツうんぬんより、それがなにより嬉しかった。

 完全ではありませんが、少しずつサイトライン上で投げられるようになった証拠なのかもしれません。

 結局その日は一度もチップを変えることなく、5時間同じチップでやり通すことができました。

 以前は5時間も投げたら1袋(40p)使い切ってしまうレベルで換えてましたが、もうそういうことはなさそうです。

5時間(+α)耐えたチップ。若干傷んでるけど、まだ使えそう

ゲームは勝ちまくり、スタッツも上々

 さて、ゲームの内容についてですが…

 最後にプレイした時(6月上旬)に10連敗くらいはしたのでROOKIE(一番下のランク)まで落ちていました。

 が、この日はあれよあれよという感じで勝ちまくり、BEGINNERを通り越してAMATEUR(下から三番目、一番上は「GRAND MASTER」で、あと三段階上)まで昇格してしまいました。

この日(6/29)のダーツライブアリーナの勝敗表のメモ。ゼロワンが12勝3敗、クリケットが9勝4敗。こんな勝ったの何年ぶり?(笑)

 レーティングの方は、前回があまりにもひどすぎたこともあり(たぶん9台から8前半くらいまで落ちてた?)、その日の終了時点でも8と表示されてました。この日のスタッツだけならA行ってたんじゃないか?というくらいの内容でした(無料会員なので確認できない)。

 このまま安定して上達すればAの到達も近いか…!

世の中そんなに甘くない

 …と思っていたのですが、7月に入ってからリリース直前にグリップがグチャっとなる現象が再発中で、あまり芳しくない状態です。

 まだ7月に入ってから家でしか投げてないのでスタッツは動いてないのですが、あまり期待はできない感じです。

 とはいえ、継続して練習して、技術の安定化を図りたいと思ってます。

さいごに

 思ったところにダーツが飛ばない!という状態でお悩みの方は、是非テイクバックの位置の安定化を図ってみるのはいかかでしょうか?

 すくなくとも僕にとってはこの方法論は効果てきめんでした。

 フォームが安定していない、またはフォームを安定させようとしてない状態で、「数投げたら上達する」と根性論で投げまくっても、かえってどんどん悪化すると思います。

 テイクバックに限らず、なにか理にかなった方法論でもって効率的に練習したほうが伸びも速いし、そしてなにより楽しくダーツができるのではないかと思います。

楽しくできなくなったらダーツは終わり

 この記事を見ているあなたは違うかも知れませんが、僕は完全なる(?)アマチュアです。プロではありません。

 ダーツの腕が良かろうと悪かろうと別にどうでもいいっちゃいいわけですが、そんなアマチュアがダーツやっててうまくいかなくてイラツいたところで何の意味もないですよね。

 「うまくいかない時にすぐイラつく」というアマチュアの方はこんな動画もあったので、是非視聴してみてください。

※「物事がうまくいかなくてイラつく」というのは、我々「普通の人間」にとっては当たり前の心理変化なのですが…「うまくいっても、うまくいかなくても、うまくいっている」というパラダイムを身に着けられれば「普通の人間」では叶えられない次元に行けるんでしょうね

Special Thanks

動画投稿者のYusukeさん、あなたのおかげでダーツ続けられます。^^;

ありがとうございました!^^

ところで、”SIGHT RIGHT”って売ってないの?

SIGHT RIGHT2がAmazonをはじめ、各種ダーツ専門店で売られていることを確認しました。

家に練習環境がある方で、興味がある方はどうぞ。

ちなみに初代SIGHT RIGHTは…

Amazonにあるものの、雑に取り扱われている模様(しかも新品は売り切れ…)