Amazon のKindle Unlimited月額会員に入っているだけで読むことができる(DL無料の)ポーカー関連書籍をまとめました。
なお、ここでいう「ポーカー」は基本的に「テキサスホールデムポーカー」のことで、「ポーカー関連」というのは主に戦術本のことを指しています。
オンラインポーカーをプレイするにあたって生じた損害などは自己責任であることをご承知おきください。
はじめに
本記事初版作成(2022年2月中旬)時点でポーカー歴約50日の筆者が、基礎知識を学ぶために有名書籍を漁ろうとした際にAmazon内を検索した結果をまとめたものです。
幸運なことに、名著と言われている本の大半がKindle Unlimited月額会員なら無料で読めることがわかりました。
- これからポーカーをある程度真剣にやってみようと思われている方
- 我流である程度やってきたけど、トントンという方
- ちょっと復習がてら勉強したい方
には最適かと考えます。
全部単品で買い揃えようとすると総額29648円※かかる費用が月額980円で読み放題です(しかも初回登録30日無料)。
※書籍で販売されているものは書籍を、販売されてないものはkindleで購入した場合の総額
とりあえず端から端まで「試し読み」した上で手元に本でおいておきたいモノを選べるという点で非常にお得です。
Amazon Kindle Unlimitedについて
Amazon Kindle Unlimitedは一言でいうと、本の読み放題サブスクリプションサービスです。
月額980円で雑誌・コミック(マンガ)から資格検定・ビジネスまで幅広い書籍を読むことができるようになります。
Kindle端末がないと使えないと思われがちですが、パソコン、Android、iPhoneにアプリをインストールするだけで読めるようになります。
(余談)Amazon「Prime会員」で読み放題対象のポーカー関連書籍
プライム会員ではあるもののKindle Unlimited会員ではなかった私は、まずプライム会員で読めるポーカー関連書籍を検索したのですが、1件もヒットしませんでした。
Amazon Kindle UnlimitedはAmazon Primeとは別のサービス(月額会員)のため、プライム会員は無条件でkindle Unlimited会員というわけではない点は注意です。
ポーカー関連書籍を安く読み漁るためには、Kindle Unlimited会員になることが最低条件ということになりそうです。
【本編】Amazon Kindle Unlimited会員なら読み放題対象のポーカー関連書籍
書籍価格:本として購入する際の価格(基本的に発売当時価格を掲載)
Kindle価格:Unlimited会員でない人が単品で買う際の価格
「感想」は私(当記事筆者)が読み終えるたびに追記していく予定です。
(ご参考)私が読もうと思っている(読んでいる)順番
分量が少ない or 戦術面より外側の内容のモノから読み始めて、入門系→中級・応用系へと読み進めて行く予定です:
※タイトルをクリックすると下の概要に飛びます
- ポーカーを始める前に読んでほしい本(213ページ) ←読んだ
- ポーカー初心者が中級者になるための12のTIPS(69ページ) ←読んだ
- 東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考(179ページ) ←読んだ
- 賭けの考え方(428ページ) ←読んだ
- フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編(336ページ) ←読んだ
- トーナメントポーカー入門(224ページ) ←読んだ
- ステップアップポーカー(657ページ) ←読んでる(長い)
- オンラインポーカーで稼ぐ技術(上)(540ページ) ←読んだ
- オンラインポーカーで稼ぐ技術(下)(412ページ)
- ガスハンセンのポーカーミリオンロード(540ページ) ←読んでる(もうすぐ終わり)
- ファウンダーズ会報Vol1 バンクロール管理論(80ページ) ←読んだ
- フィル・ゴードンのポーカー攻略法 実践編(390ページ)
- アグレッシブポーカー トーナメントを制覇しろ(606ページ)
- アグレッシブポーカー ──強敵を倒せ(403ページ)
- フィル・ゴードンのデジタルポーカー(412ページ)
【2022年11月時点】個人的オススメ本5選
※タイトルをクリックすると下の概要に飛びます
- フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編(336ページ)
→まず最初にという感じの本 - オンラインポーカーで稼ぐ技術(上)(540ページ)
→トランプで状況再現しながら読むとより学べるかも - 賭けの考え方(428ページ)
→戦略というよりかはバンクロール管理とメンタル的側面に傾倒 - ファウンダーズ会報Vol1 バンクロール管理論(80ページ)
→無料アプリでしか遊ばないにしても読む価値のあると思う資金管理 - ガスハンセンのポーカーミリオンロード(540ページ)
→プレイスタイルとしては今では非推奨ながら、ひとつのトーナメントに参加した気分になれる
Kindle Unlimited会員なら読み放題対象のポーカー関連書籍(基本戦略系)
ポーカー初心者が中級者になるための12のTIPS
著者:Pocket Deuce
出版年:2020年
書籍価格:-
Kindle価格:398円
備考:全69ページ
感想(2022/2投稿):基本が分かったと思ったら、次は「相手のハンドを読むこと」に傾倒しがちな気がするが、本書では「ポットサイズをコントロールする」という概念を中心に、(特に)ポストフロップでどういった立ち回りをするべきか、考えるかについての解説が主体という印象。ポットサイズをコントロールするという概念はあまり持ってなかったので、新たに考える要素が増えた。
ページ数が少ないので優先して読んでみたが、1つ1つ理解しながら読み進めていくとそれなりに時間を要すると思う。本当の「初心者」だと特に説明もなく現れる用語に苦戦するかもしれない(その都度ググれば知識として身についていくとは思う)。出てくる用語に対して全く詰まらずに読み切れたら(知識的な意味での)初級レベルは脱したと言えそう。
追記(2022/7/20):初見当時より知識量も経験値も増えたので改めてチラチラと読み直してみたが、特にポットサイズのコントロールの概念についてステップアップポーカーで事細かく(そして長々と)書かれている内容のエッセンスをミクロに解説しているような内容だと感じた。ステップアップポーカーを読むより先にこちらを読むほうが良いと感じたが、「初心者」が読むにはあらかじめ知ってないと読み進めない専門用語が頻出するのでそこは注意。
トーナメントポーカー入門 ──テキサスホールデムの基本理論
著者:SHIMADA Shinya
出版年:2011年
書籍価格:1320円
Kindle価格:990円
備考:全224ページ
感想(2022/3投稿):他の名著や名プレイヤーの言葉を引用しつつ、本のタイトルの通り「トーナメント(MTT)の局面ごとの戦略」に重きをおいた一冊。特にライブにしろネットにしろトーナメントに参加する前にまず一読しておきたいと考える。
読む優先順位としてはあとでもいいかもしれない(いわゆるリングゲームな局面での基本的な考え方を理解するほうを優先してもいいかも)
【ベストセラー1位】フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編
フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編 ノーリミットホールデムの戦略
著者:フィル・ゴードン
出版年:2010年
書籍価格:2750円
Kindle価格:1782円
備考:全336ページ。2022年2月時点「カジノゲーム」カテゴリで1位のベストセラー書籍(kindle版)。
感想(2022/3投稿):「タイトアグレッシブ入門」というくらい、ポストフロップにおける積極的なベット・レイズの手法・考え方が学べる。また、トーナメントで高い結果を残す著者によるトーナメントの戦い方も詳細に解説している。
やや発売から時間が経っているため、「新しいトレンド(あるかどうかは知らないが)に対して通用するか?」という問題もあるかもしれないが、少なくともポーカー始めたての人が損になることは決して無いと考える。
フィル・ゴードンのポーカー攻略法 実践編
フィル・ゴードンのポーカー攻略法 実践編 ノーリミットホールデムのレッスンとハンド分析
著者:フィル・ゴードン
出版年:2011年
書籍価格:2750円
Kindle価格:1782円
備考:全390ページ。「フィル・ゴードンのポーカー攻略法 入門編」の続編。
オンラインポーカーで稼ぐ技術(上)
著者:エリック・リンチ、ジョン・ターナー、ジョン・ヴァン・フリート
出版年:2011年
書籍価格:3080円
Kindle価格:2079円
備考:全540ページ。
感想(2022/6投稿):「結果を残している」プレイヤー3人による(マルチテーブルトーナメントにおける)ハンド解説。主にトーナメント序盤・中盤を中心に解説している(ファイナルテーブル時の解説は下巻を参照)。たった1ハンドの出来事に対してそこまで語れることがあるのかとまず思った。そして(特に)エイプスタイルズさんの超強気なコメント(高額バイイントーナメント参加者に対して「フィッシュ」認定したりするところなど)が印象的。
(私のような)カジュアルプレイヤーとの決定的な違いは、すべてのアクションに根拠を持って臨んでいる点、そして対戦している相手の傾向などのいわゆる「人読み(≒ハンドリーディング)」の部分にあると感じさせられた。
「敵のこれまでの行動(過去の対戦例も含む)と現在のアクションから、敵がどのような手を持っているかの想定する」ことに関する読みの深さと正確性が段違いで、カジュアルプレイヤーからスキルアップしたければ、プレイ中は(フォールド後も)常に場を見て一人ひとりのアクションに注意を傾けることの重要さと大切さを感じさせられた。そして、ポットを最大限膨らませてポイントを稼ぐための選択肢を常に取ろうとする姿勢が非常に勉強・参考になった。
終盤の著者(マシュー・ヒルガーさん)がプレイしたハンドに対するトッププレイヤー3人の査読とも言えるコメントが三者三様で興味深い。エイプスタイルズさんはここでも厳しいコメントをそこかしこで残している反面、こういう厳しいことを言ってくれる人に精査してもらえたら成長できるだろうなと思った(逆に「このベット額は素晴らしい」というアメコメントもあり)。
あと、バブル時のスタック倍増のための超アグレッシブなアクション解説(エイプスタイルズさんによる)は、これがトップと言われる所以なんだろうなと強く感じた(単になんでもかんでもレイズしているわけでなく、すべてのハンドに根拠を持ってエントリーしている点)。
あからさまに変なハンドでフロップを見に行ったりする例はほぼないので、ルールを学んで頻出単語の意味を理解したあたりでいきなり読んでみるのも悪くないと思う、オススメしたい一冊。
オンラインポーカーで稼ぐ技術 (下)
著者:エリック・リンチ、ジョン・ターナー、ジョン・ヴァン・フリート
出版年:2012年
書籍価格:3080円
Kindle価格:2079円
備考:全412ページ。
概要:マルチテーブルトーナメントのファイナルテーブルにおけるハンド解説。
ステップアップポーカー ──脱定番ルールで相手を出し抜け
著者:アニー・デューク
出版年:2016年
書籍価格:2200円
Kindle価格:1650円
備考:全657ページ(kindle)と大ボリューム。2022年2月時点で「カジノゲーム」カテゴリで売れ筋4位。
感想(2022/5投稿):この本の目指すゴールは、「決められた(大衆が正しいと言っている)アクション」を考えずに行う(例:オープンレイズするなら3BBで)のではなく、一つ一つのアクションに根拠をもって行えるようになることで、その礎として「よくあるパターン」を例にして解説が行われている。まず一言申し上げるとすると、長い。定期的に話が脱線する傾向があり、それが長さに拍車をかけている。口語的文章で構成されているため、論文調の文章を読むのが苦手な人は親しみやすいと思う。
少し気になったのは、「オープンレイズは3BBベット」を固定で行う行為を序盤で否定する反面(※その理由の説明に対しては至極真っ当で完全に同意できるものではある)、特定の状況下(インポジション、ドライなボード、自分が限りなくナッツと判断できるフロップ などの例)に対してこうするのが良い(≒正解)という「アンサー」に近い主張をしている部分は気になった。要は、同じ局面でも場合によってはスロープレイしたりベットしたりチェックレイズを狙ったりするのではなく、「この条件ならレイズが正しい」という一本道を主張している点はやや矛盾していると感じた(仮にそうしたとしても、その他モロモロの状況下における行動が、「ワンパターン」とは見えなくするという主張)。
それでも複雑な局面においては「相手によって調節(判断)する」の一言で片付けられる点は、結局はそういうことなんだろうなと感じた。一回通して読んで観る価値はあると思うが、個人的にはやや読みづらい一冊と感じる。
……この感想文が「長い」と思った方は、この本を読むのに苦労すると思う^^;
Kindle Unlimited会員なら読み放題対象のポーカー関連書籍(応用戦略系)
ガスハンセンのポーカーミリオンロード
著者:ガス・ハンセン
出版年:2011年
書籍価格:3080円
Kindle価格:2200円
備考:全540ページ(kindle)。2022年2月時点「カジノゲーム」カテゴリで売れ筋9位(kindle版)。
概要:ガス・ハンセンさんがとあるポーカートーナメント大会で優勝するまでの参加ハンド329を余すことなく記録・解説した本。
感想(2022/7投稿):ルースアグレッシブタイプのトッププレイヤー(少なくとも当時は)のプレイを学ぶことができる。特にアンティが加わってからのアグレッシブすぎる参加が、どのような結果を生み出すかを数字を追って体感できる。なおこの大会トータルにおけるVPIP率は38.7%の模様(平均して7人くらいのプレイ時のVPIP率は31.2%)。
アクションなしにフォールドしたハンドについては明記してないのでその点注意しないといけない。なおCOから53o、BUから94oやQ3oというハンドでオープンレイズしている(もちろんスティール狙いではあるが……)。
いわゆる「ゴミハンド」に近いハンドでオープンレイズする様は、自分の手が相手に勝る可能性が高いから(≒強いハンドだから)ではなく、タイトなプレイヤーにとってオープンレイザーがいたら参加しようと思わないハンドを相手が手にしていること、そしてチップを失いたくない・飛びたくないという恐怖心を利用してベット・レイズしているという印象を受けた。チップをある程度持ってるプレイヤーなら今や当然の技法だと思うが、この戦略におけるチップの変動をある程度詳細に記した本は少なく、貴重だと考える。
とはいえ、ライト3ベット、ライト4ベット…なる概念も出ている昨今、時代のトレンドに応じて氏のプレイスタイルの優劣が変わるんだろうとも思う。
1ハンドごとに対する細かい考察・解説は「オンラインポーカーで稼ぐ技術」のほうが上回っているように見受けられる。多くの人にとって参考になるのはこちらの本ではなく「オンラインポーカーで稼ぐ技術」のほうかもしれない。リスクがあろうとも収支が見込める(EVがプラスと判断する)なら恐れずに突撃する様は、バックギャモンのトッププレイヤーでもあるらしい彼らしい攻め方だと思った。
アグレッシブポーカー トーナメントを制覇しろ
アグレッシブポーカー トーナメントを制覇しろ ノーリミットトーナメントでチップの山を築く先進的方法
著者:リー・ネルソン、タイセン・ストライブ、スティーブン・ヘストン
出版年:2013年
書籍価格:2200円
Kindle価格:1100円
備考:全606ページ(kindle)。
アグレッシブポーカー ──強敵を倒せ
著者:ブレア・ロッドマン、リー・ネルソン、スティーブン・ヘストン
出版年:2017年
書籍価格:2200円
Kindle価格:1485円
備考:全403ページ(kindle)。
フィル・ゴードンのデジタルポーカー
著者:フィル・ゴードン
出版年:2013年
書籍価格:2530円
Kindle価格:1485円
備考:全412ページ(kindle)。Amazonでベストセラー書籍「フィル・ゴードンのポーカー攻略法シリーズ」の続編。
Kindle Unlimited会員なら読み放題対象のポーカー関連書籍(周辺知識系)
ポーカーをプレイすることそのものから少し離れているものの、ポーカーと関連が深いと思われる書籍をまとめています。
ポーカーを始める前に読んでほしい本: オンラインポーカープレイヤーの9割は勝てません
ポーカーを始める前に読んでほしい本: オンラインポーカープレイヤーの9割は勝てません
著者:西宮ミノル
出版年:2020年
書籍価格:-
Kindle価格:350円
備考:全213ページ
感想(2022/2投稿):著者がオンラインポーカーを始めてから離れるまでの歴史、偉人エピソードがメイン。(特にヘッズアップにおける)若干の戦術的解説もあり。単純に「読み物」としても良いが、コレを読むともしかしたら(オンライン)ポーカーをやるモチベーションが失せるかもしれない。
東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考
著者:木原直哉
出版年:2013年
書籍価格:1430円
Kindle価格:708円
備考:全179ページ。カテゴリは「ビジネス・経済」のため、ポーカー戦術書ではない。
感想(2022/2投稿):どれだけ確率統計を学んでも、自身に起こった(特に)不運な出来事を確率で考えて淡々と処理することは難しい。しかし、感情の奴隷にならず、不運を「一定確率で起こりうる事象」と咀嚼することと(それには振り返り・分析が必要)、今与えられた「カード」で最善の選択肢を選び続けることの重要さを改めて再認識させられる一冊。
なお、ポーカー戦術的な解説などは一切ない。
【ベストセラー2位】賭けの考え方 カジノブックシリーズ
著者:イアン・テイラー、マシュー・ヒルガー
出版年:2011年
書籍価格:1980円
Kindle価格:1300円
備考:全428ページ。2022年2月時点「カジノゲーム」カテゴリで2位のベストセラー書籍(kindle版)。
感想(2022/2投稿):ポーカーに限らずカジノゲーム全体や投資・投機にも関連しているという評が多いが、ポーカーを題材にしているためポーカーに興味がない投資・投機家はやや読みづらいか(そのような方は↑の東大卒ポーカー王者が教える勝つための確率思考のほうが読みやすい)。
多くの人は、この本に書いてある確率的な考え方やティルト(特にバッドビートが生じた際の挙動)については知っていると思うし理解していると思われる。しかし、「理解できる(分かる)」と「行動に移せる(できる)」は別物で、「賭けの考え方」に沿った行動を取り続けるのは難しい。うまく行動できるようになるまではこの本を何度も読み返すことになるだろうと思うし、自身のフェーズに応じて読んだときの感覚が変わってくると思う。
「ティルト」が、単にキレた状態を指しているだけではないという点については自分は初耳だった(自身が考えるベストな打ち方が出来ない状態であればそれは総じてティルトと称される)。
ファウンダーズ会報Vol1 バンクロール管理論
著者:kobajun
出版年:2014年
書籍価格:―
Kindle価格:300円
備考:全80ページ(kindle)。
概要:確率統計的観点を混じえた定量的なバンクロール(妥当なリミット)の設定方法を解説。
感想(2022/7/20投稿):大企業(特に製造業)の多くで品質・生産管理において用いられている統計的なアプローチをポーカーに応用した一例を学ぶことができる。Kindle Unlimitedなら無料で読め、Unlimitedでなくても300円で買えるのは安いと感じる。数学的な部分に興味がない方は結果の部分だけに着目すれば良いと思う。
大原則として「結果が正規分布(中央部分に山があり、中央から左右対称に減少していっている曲線)に従う」という仮定があり、果たしてこれがポーカーにおいて真か偽かという点においても解説(≒実際はそうではないことは言うまでもないが、一定のサンプル数を集めれば正規分布と仮定した場合と近似した結果を得る)があるので、この点は気にしなくていいと考える。
この本から学べることは、何連発ものバッドビートを受けても一切打ち方に変化が生じない鋼のメンタルを持ってようがなかろうが、バンクロール(リミット)管理を怠ると容易に破産しうるという点だと考える。ポーカーがいかに分散の大きいゲームかということ、そしてそれはプレイスタイル(≒VPIP率)がルースであれ超ロックであれ同様ということも学べる(強いていえば、ポストフロップでナッツの時以外ベットorコールしないという方は多少結果は変わるかもしれないが、その人の実際の収支グラフはかなり面白いものになりそうなので見てみたい)。
個人的に興味深かったのは30%あたり(位置No.234付近)にある「正規分布とポーカー用分布による収支グラフ」で、ある標準偏差の正規分布に従うと仮定した20000ハンドの収支過程が凄まじいブレ(上振れも下振れも)を起こしている点。(正直コレを見ると「ポーカーで生計を立てよう」なんて考えは失せるかもしれない)
もし今貴方がプレイしてるポーカーアプリにおいて、「限りなく線形に近い形でチップを増やせている」という方は、そのゲーム内に相当なフィッシュが泳いでいて(質的にも量的にも)それらから搾取しているだけか、超アップスイングなだけかのどちらかかと思われる(おそらく前者だと思うが……^^;)
さいごに
とりあえずざっと調べたという程度で大量の書籍が見つかりました。理解しながら読んでいこうと思ったら、読み終えるのにざっと1ヶ月はかかりそうな気がします。
今後年月の経過とともに読み放題対象になる書籍が増えていくかもしれませんが、しばらくは上記書籍の内容の理解に努めたいと思います。
【超初心者向け】サイト内で出てくるポーカー用語索引
※思ったより多かったので作成中です
ポーカー用語集
- 3bet(スリーベット)
- プリフロップで誰かのレイズに対してさらにレイズすること。リレイズとも呼ばれる。「2bet」でないのは、ブラインドが既に払っているのが最初のベットという考え方のため。
- 4bet(フォーベット)
- 3betに対してさらにレイズすること。リリレイズとも呼ばれる。それ以降も5bet, 6bet...も(理論上)ある。
- AOF(All-in or Fold)
- プリフロップでオールインかフォールドの2択でプレイすること。トーナメントの終盤でよく用いられる。同じ意味合いでPush or Foldという言われ方もある模様。
- BB
- ビッグブラインド(Big Blind)のこと。プリフロップではプレイ前にチップを支払う必要がある反面、最後にアクションできる。またBBが支払うチップの量(単位)のことを1BBと呼ぶ。
- BTN
- ボタン(button)の略称で、一番良いポジションとされている。BUと表記することもある。プリフロップでは(チップを支払わない中では)一番最後にアクションでき、ポストフロップ以降は常に一番いいポジション(=インポジション)でプレイできる。BTNが誰かわかるように設置する置物を「ディーラーボタン」という模様(Amazonでも絶賛発売中)、おしゃれな文鎮代わりにもなる。
- C-Bet(Continuation Bet)
- プリフロップで(最後に)レイズしたプレイヤーが、フロップで引き続き強さを主張するべくベットすること。CBと表記する場合もある。
- CO
- カットオフ(Cut Off)の略称で、BTNの前にアクションする比較的良いポジション。BTNが降りればポストフロップ以降インポジションになる。
- HJ
- ハイジャック(Hijack)の略称で、UTGの次にアクションする。6人テーブルなら2人目のアクションになるため、そこそこ強い手で参加することが必要とされる。
- IP(In Positon)
- ポストフロップで一番最後にアクションできるポジションのこと。相手のアクションを見てから自分のアクションを判断できる有利なポジション。
- OOP(Out Of Position)
- ポストフロップで先にアクションを強いられるポジションのこと。
- Poker Snowie
- ポーカー学習ソフト。扱いやすさがウリ。使い始めると意外とポストフロップ以降チェック推奨なシーンが多いこと、初期設定の最小ベットがポットの4分の1なこと(反面アグレッシブさが増えたらしい)、ヘッズアップではなんでもかんでもベットしてるように見えるなど、いろいろ多くのことが学べる。将棋、チェス、囲碁、バックギャモンなどあらゆるAIソフトは人間を上回っていると言われて異存はなくなったが、ことポーカーに関してはまだそれが全プレイヤーの総意ではない模様。
- SB
- スモールブラインド(Small Blind)の略称で、ポストフロップでOOP確定の一番悪い(稼ぎづらい)ポジションとされている。プリフロップでの支払いはBBの半分というテーブルが大半。
- UTG
- アンダーザガン(Under The Gun)の略称で、プリフロップで一番最初にアクションを強いられるポジション。UTGから始まるため、全員の視線がUTGに注がれる様を「銃口を向けられる(under the gun)」状態に例えられて名付けられているらしい。状況の不利さ(ポジションの悪さ)も表現されている模様。
- VPIP(Voluntarily Put chips In Pot)
- 自発的にポットにチップを入れること。その割合をVPIP率と言ったりそのままVPIPという場合もある。基本的にはプリフロップでコール以上のアクションをした場合カウントされるが、BBでチェックでフロップに進んだ場合、ポストフロップでベット・レイズ・コールを行ったらカウントする(模様)。
- アクション
- ベット、レイズ、コール、チェック、フォールドの総称。
- アンティ(ANTE)
- ハンドが配られる前に全参加者が一様に支払うチップのこと。
- エクイティ(Equity)
- 現状でショーダウンした場合に、すべての可能性(パターン)を鑑みた際の期待勝率。例えばAA対72oのAA側のプリフロップ時点でのエクイティは88.2%だが、5枚のコミュニティカード次第で11.8%の負けパターンを引くこともあるということになる(例:ボードにAが落ちずに7と2が落ちてツーペアに負けるなど)。勝ち確定になると100%になる。
- エニハン(Any Hand)
- エニーハンドの略で、「すべてのハンド」の意味。「エニハンオールイン」だとすべてのハンドでオールインするという意味になる。
- オープンエンドストレートドロー(OESD)
- 2種類の数字のどちらかがヒットすればストレートになるという状態。例えばボードとハンドで4567と揃っている場合、3と8のオープンエンドストレートドローとなる。一方64と持っていてボードに852と落ちた場合3か7でストレートになるが、コレはOESDではなく「ダブルベリーバスター(Double Belly Buster)」と呼ばれている。ストレートになる数字が1種類だけのときは「ガットショットストレートドロー(GSSD)」と呼ばれているがあえて全部覚える必要はない(ただ知ってると会話をする上で話が進みやすい)。
- オープンハンドレンジ
- プリフロップでブラインドを除いて誰も参加(レイズ、コール)してないときに参加するハンドのレンジ。最初に覚えたい基本戦略知識。
- オープンレイズ
- プリフロップでブラインドを除いて誰も参加(レイズ、コール)してないときにレイズで参加すること。最初に覚えたい基本プレイ。(私は)コレがちゃんとできるようになったら初心者卒業と言ってもいいと思うくらい基本だと思っている。
- オールイン
- 手持ちのチップをすべてポットに入れる行為。利益も損失も最大になる。
- 落ちる
- ボードに自分、または相手の都合の良いカードが出現することをよく「落ちる」と表現されている。単に新しいカードが登場しただけでも落ちると言うこともある(気がする)。「引く」も同じような意味。
- クアッズ
- フォーカードのこと。国内では(ポーカーを趣味にしている人以外に)通じず、海外では「フォーカード」が通じない模様。
- コールレンジ
- (基本的には)プリフロップでレイザーがいる場合にコールするレンジ。通常同じポジションのオープンハンドレンジより狭くなる。
- ゴミハンド
- エクイティが低いとされるハンドのこと。「ペアでない」・「ハイカードが弱い」・「4以上のギャップがある」・「スーテッドでない」などの弱い条件をすべてを満たしたハンド(典型的な例:72o)。「クズハンド」「(単に)ゴミ」など呼び方は人によってそれぞれ。
- スーテッド(Suited)
- 手持ちの2枚のハンドのスートが揃っていること。揃ってない場合はオフスートやオフスーテッドと呼ばれる。オフスートよりフラッシュ完成率が高い。
- スート
- スペード、ハート、ダイヤ、クラブの総称。
- スターティングハンド
- プリフロップ時に配られる2枚の手持ちのカードのこと。
- スタック
- テーブルに持ち込んだ手持ちのチップの総量のこと。
- スチール(Steal)
- プリフロップでブラインドを奪う目的でレイズする戦略のこと。スティールとも表記される。
- スリー・オブ・ア・カインド(Three of a kind)
- スリーカードのこと。クアッズと同様国内では(ポーカーを趣味にしている人以外に)通じず、海外では「スリーカード」が通じない模様。出来方によって「セット」と「トリップス」に分かれ、むしろこの2つの用語のほうがよく使う。そういえばボードに3枚同じカードが落ちた場合のスリーカードは何というか聞いたことない。
- スロープレイ
- 強い役が出来上がっているがベットせず、相手からのベットを引き出す戦略のこと。なお、ショーダウン時や直前のアクションで勝ちとわかっていながらわざとゆっくりハンドをショーする(プレイする)行為は「スローロール」で混同しないように注意。スロープレイは戦略なのでいくらでもやっていいが、(特に海外において)スローロールは日本人の想像を超えて屈辱を与えるプレイとされており、しないことが推奨されている。
- セット
- ポケットペアを持っている時にボードにそのペアのカードが落ちてスリーカードになること。
- セミブラフ
- あと1枚ドローを引けば大物手になるというときにベットまたはレイズする戦略のこと。実際に引ければより大きいポットを獲得することができる上に、セミブラフで相手が降りてくれるかもしれないというメリットもある。
- ターン
- ポストフロップで4枚目のカードがボードに出現した時のベットラウンド。
- タイト
- ハンドレンジが狭く、強いとされるハンドでのみ参加するプレイスタイルのこと。
- ドミネート
- プリフロップの時点でエクイティが極端に低い、相手とのハンドの組み合わせのこと。具体的には1枚は同じ数字で、もう1枚が相手より劣っていると「ドミネートされている」と評される。例としてAQに対するAJなど(このときのAJのエクイティは26.89%と良いハンドのはずなのにエクイティが低い)。ペアも同様にドミネートと言われる(例:99に対する66など。この場合の66のエクイティは18.82%)。これを避けるためにプリフロップで序盤にアクションするプレイヤーはより強いハンドでのみ参加することが推奨されている(後ろに控えているプレイヤーが多ければ多いほどドミネートされる確率は上がるため)。「まさにドミネート」かつ現実的に起こりうる例がAAに対するA9oで、A9oのエクイティは6.22%と絶望的。
- トリップス
- ボードに同じ数字のカードが2枚落ちて手持ちのハンドと合わせてスリーカードになること。
- ドロー
- あと1枚(または2枚)都合の良いカードが来れば大物手(最低でもストレート)になるという状態のこと。ストレート、フラッシュでよく用いられる。
- ドンクベット
- プリフロップで相手のレイズにコールしたプレイヤー(≒主導権を握ってないプレイヤー)がフロップで先にベットする行為。ターン以降も同様。上級者が意図を持って行う場合ならともかく、初心者がやると基本的に愚かなアクションになりがちであるがゆえに誕生した用語。ドンクは「ロバ(Donkey)」のことで、いわゆる日本でいう「馬鹿」に通じる意味合いで用いられていることからも、「ドンクベット=馬鹿な・間抜けなベッド」という意味合いが伺える。ネット発祥の用語らしく、ほぼライブ(カジノ)でプレイしている人(特に高齢者)には通じないことがあり、「なんでそこでドンクベット打ったの?」なんて言うと単に「アホがやるプレイをした」と罵られていると解釈されてしまう可能性があるため、発言の際はTPOに気をつけて行うことを推奨したい。某パン屋(D●NQ)は一切関係ない。
- ナッツ
- ボードに表示されたカードの組み合わせ上最強の手役のこと。最強の役が複数のスターティングハンドで組める場合、一番強いハンドだけが基本的にナッツと称すことが多い(例:ボードに3枚のスペードがある場合、Aを含むスーテッドハンドを「ナッツフラッシュ」と呼ぶ)。また、「限りなく現実的には最強」という場合でもナッツと言ったりする(例:フロップが3♠5♠7♠のとき、6♠4♠を持っていればストレートフラッシュでナッツだが、A♠を含むスーテッドハンドのことを「ナッツフラッシュ」と大抵の人は呼ぶ。
- バイイン
- テーブルにチップを持ち込むこと。基本的にはその量(≒バイイン額)を指す。
- バリューベット
- 現時点で勝ってる(エクイティが高い)と判断できる時にベットを行う行為。基本的にコールしてもらうほうが嬉しいベット。
- ハンド
- 2つの意味があり、手持ちの2枚のことを「ハンド」という場合と(厳密には「スターティングハンド」)、プリフロップからリバーまでの一連の流れを「1ハンド」と称する場合の2パターンがある。
- ハンドリーディング
- これまでの相手の行動パターンから相手のハンドを読むこと。上級者はそれなりの確度で相手の手を読み当てると言われている。
- ハンドレンジ
- 参加するハンドのレンジ(範囲)のこと。ポジションや相手のアクション・傾向で若干変化する(させる)。
- ピュアブラフ
- (基本的にはリバーで)何の手も入ってない状態でベットし、バリューベットのように見せかけて相手のフォールドを誘う純粋なブラフ。相手を選んで行わないと無駄金(チップ)になるので注意。
- フォールド
- ポット獲得を諦めて降りる行為。迷ったらフォールド。
- ブラインド
- プリフロップ前に事前にチップを支払う必要のあるポジション(SB, BB)の総称。チップを払う必要がある反面、プリフロップでは終盤にアクションを行える特典がある。もしブラインドの概念がなかったらモンスターハンド以外フォールドしておけばいいだけの我慢大会になるため(=ゲームが成立しない)、強制的にチップを払う必要のあるポジションの存在は重要。
- ブラインドバトル
- SBとBBの2人でフロップに進む状態。BTNまでが全員降りると、既にチップを払っているがゆえに生じやすい。
- ブラフベット
- セミブラフ、ピュアブラフの総称。
- プリフロップ
- 参加者全員に手持ちの2枚が配られた時のベットラウンド。
- プレミアムハンド
- 勝率が高いとされている強いスターティングハンド。AA, KK, QQなどを指す。AKsもプレミアムハンドに一応定義する場合が多い。
- ブロードウェイハンド
- T以上の数字で構成される2枚のスターティングハンドのこと。
- フロップ
- ポストフロップで1~3枚目のカードがボードに出現した時のベットラウンド。
- ベット
- 各ベットラウンド(フロップ、ターン、リバー)で一番最初にポットにチップを入れる行為。
- ボード
- 場に表示される全プレイヤー共通のカードのこと。「コミュニティカード」とも呼ばれる。
- ポケットペア
- スターティングハンドで既にワンペアになっているハンドのこと。
- ポジション
- スターティングハンドが配られた後にアクションを行う順番のこと。後にアクションを行うほうが都合がよく、一番良いポジションはポストフロップで必ず最後にアクションを行えることが確定しているBTN。
- ポストフロップ
- フロップ、ターン、リバーの総称でプリフロップのアクションが終わった後のことを指す。
- ポット
- 全プレイヤーが1ハンド内でベットしたチップの総額のこと。
- ポットサイズレイズ
- 相手に1:2のポッドオッズを突きつけるレイズ。コールに必要な額+コールした時点でのポットサイズの合計額をレイズする。例えばポットに100で相手が50ベットした場合、50+(100+50+50)=250をレイズすることになる。
- マージナル
- 勝ってるか負けてるかギリギリというような状態のこと。中途半端な強さのハンドで参加したり、ボードのトップでないカードでペアになったとき(ミドルペア)などに生じる。ベットするのはリスキーだし相手のベットにコールし辛い局面。
- マイクロレート
- オンラインポーカーなどで、1BBあたり0.02$程度の極めて最小クラスのレートのこと。かつては(海外において)テレビの超高額テーブル番組などで触発された一切無勉のフィッシュ(カモ)が巣食うとされていたが、最近はソフトの普及などで簡単に学べるようになったおかげでそうでもないとか。
- マニアック
- 定石だと参加に値しないようなゴミハンドでも参加するVPIPが非常に高いプレイヤーのこと。どちらかというとチップを多く稼ぐことよりも勝つ回数を単純に増やしたいプレイヤーの行く末ともいえる。
- マルチウェイ
- 3人以上でポストフロップに進んだ状態。
- モンスターハンド
- (基本的に)ショーダウンしたら勝ってる可能性が限りなく高い強い役を作った時にモンスターハンドと称する。最低でもストレートくらいを指す。
- リバー
- ポストフロップで5枚目のカードがボードに出現した時のベットラウンド。ポットサイズベットやオールインなど派手なプレイが頻繁に登場する。
- リレイズ
- 相手のベット(オープンレイズ)に対してレイズする行為。
- リンパー
- プリフロップでレイズでなく基本コールで参加するプレイヤーのこと。直訳すると「弱気なプレイヤー」というような意味合いになるが、概ね初心者がよく行うため「リンプインする初心者」を揶揄していることが多い気がする(例:「所詮アイツはリンパーだし」というような使われ方をする)。
- リンプイン
- プリフロップで(BBに対して)コールで参加する(1BBでコールする)こと。安いコストでとりあえずフロップの3枚を見たいときに行われる。ローポケや2枚目が弱いAxsなどで用いられることが多いがそれを悟られる可能性が高く、基本的には損をする行為とされている。プレミアムハンドでリンプインするプレイヤーは無料アプリやマイクロレートでよく見受けられるが、これも「基本的」には損なプレイとされている。ヘッズアップではそれなりに用いられることも。
- ルース
- マニアックというほどではないが広いハンドレンジでプレイする傾向のあるプレイヤーのこと。英語だとlooseなので別に「ルーズ」と読んでも良いが「ルース」と発音することにやたらとこだわる人を見かける気がする。loseとの混同を避けるためだろうか……?
- レイザー
- (基本的には)プリフロップでレイズした人のことを指す。
- レイズ
- プリフロップで、ポストフロップの参加者を減らす(ポットを膨らませる)ためにベット額を上げる、もしくはポストフロップで相手のベットに対してさらにつり上げる行為。
- ローポケ
- ローポケットペアの略称で、スターティングハンドでポケットペアながら、その数字は小さめなハンド。基本22から77か88くらいまでを指す。
ハンドレンジ表について
※現在作成中です