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競泳水着の寿命を1日でも長持ちさせるためにすべきこと・すべきでないこと

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一度競泳水着を使って泳いだことのある方なら、その水の抵抗の少なさに感動してトレーニングでも基本的に競泳水着を使っているかと思います。

しかし、競泳水着の難点は劣化が早く、交換サイクルが短いことです。

水着は1着5,000円くらいから高いものなら10,000円ほどするので、できれば1着を長いスパンで使いたいものです。

そこで、ジムで運動がてら泳ぐという人も、試合に出るために日々トレーニングをしているという人にも役立てられる、競泳水着を長持ちさせるためにすべきでないことと、するべきことを公開します。

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寿命を伸ばすために絶対すべきでないこと

ひとまず以下の3点に気をつけるだけでも寿命は一気に伸びます。

もし心当たりがあったら、しないよう実践していただければと思います。

脱水機を使って脱水しない

プールの更衣室には、ほぼ確実といってもいいくらい置いてある脱水機ですが、競泳水着を脱水機にかけることはオススメしません

理由はめちゃくちゃ簡単で、脱水機では絞る力が強すぎて水着が伸びてしまい、劣化を促進させるからです。

僕は今行ってるジムでは、多くの人が水着を脱水機にかけているのでビックリしました。

10秒くらいならいいでしょ?」と思われるかも知れませんが、10秒でも個人的にはナンセンスだと思ってます。

水着の水分を取る方法はこのあとに説明していますので、合わせてご覧ください。

プールの壁に水着を接触しない

プールの壁は結構ザラザラしてることが多く(ターンのキックで滑らないようにという意図もある?)、水着を壁に接触させるだけでも表面にダメージが加わることがあります。

触れるだけならまだしも、壁にこすれると表面を傷つけてしまって劣化を早めてしまいます

そのため、プールの端ではもたれてもいいのですが、水着が壁に当たらないように注意してください。

当たらないように工夫する方法として、

・肩や背中より上が当たるようにする
・手をクッション代わりに使ってもたれる

といった方法があります(僕はよく左手を壁と背中の間に挟んでもたれています)。

ジャグジーでも要注意

プールによっては泡が出るジャグジーや、水着で入れるお風呂があると思いますが、こちらでも注意です。

浴槽に浸かる場合、水着を地面でこするとやはり表面が傷いて劣化を早めます

使用して問題ないなら、スイムタオルを敷いてその上に座るなどすれば、表面に傷をつけるのを防ぐことができます。

長時間濡れたまま放置しない

プールで泳いで、水着を袋に入れて帰宅して、そのまま放置……は、たまーにやってしまいがちです。

が、非常によろしくないので、すぐに真水で洗ったのち乾燥させることをオススメします。

プールの水に含まれている塩素成分水着の劣化を早めた挙げ句、変色などの問題も引き起こします

家に帰ったらすぐに洗って干しましょう(詳細は下で)。

また、家に帰る前にプールや脱衣場等で洗えるのであれば、そこで軽く水洗いしておくことをオススメします。

寿命アップのために水着使用後にするべきこと

つづいて、寿命を伸ばすために水着にすべきことを紹介します。

練習後に水洗いする

上でも書きましたが、練習が終わって家に帰るまでの間に水で洗えるのであれば洗っておきます。

目的は水着についた塩素成分を落とすことです。

洗うか洗わないか……家に帰ってから洗うのと比べて数十分~1時間の差といえど、積み重なると大きくなります

塩素がきついプールの場合、浸け置き or 中性洗剤で洗う

泳いでたら咳き込むくらい塩素がきつい環境で泳がれている場合は、塩素分を取り除くために水にしばらく(10~30分程度)浸け置きしてから洗うこともオススメします。

洗面器に水着一式を入れて漬け置きしている様子(水はただの水道水です)

もしくは中性洗剤で押し洗いをするという手もあります。

洗剤で洗う際はしっかりと洗剤分を流すように気をつけてください(洗剤分が残ったらそれはそれで劣化を促進する)。

中性洗剤の代表例としては、アクロンエマールなどが挙げられます。

洗面器にごく少量のアクロンと水を入れた状態。この水の量だと洗剤はマジちょっとだけでOK

洗面器に水着類を投入。このあと水に浸かるよう押し込みます。

中性洗剤で洗うことで塩素の匂いが取れてフローラルな香りがつくのがいいですね。

これで塩素による劣化も防げて、寿命アップも期待できます。学生のときからやっておけば良かった…^^;

手で絞る

水着から水分を取る時は、何重かに折りたたんでこぶしを握って絞ります

雑巾絞りのほうが水分は取れますが、ご想像の通り(?)水着を痛めてしまうのでオススメしません。

握るだけでは全然水分が取り切れないので(ある程度使用した水着は特に)、↓の方法をオススメします。

スイムタオル(セーム)で拭き取る(オススメ)

水気をある程度取ったら、スイムタオルで水着を包んで軽く叩くような形で吸い取らせます

スイムタオルは何度でも吸水→拭き取りを繰り返せるので、水着、サポーター、キャップなどの水気取りに重宝します。

スイムタオルは体の水分を拭き取るだけでなく、水泳以外の用途でも何かと使えますので、まだ持ってない人は1枚持っておいても損しないと思います(旅行先とかでも結構便利!)。

日陰で干す

手で絞って、スイムタオルで拭き取っても完全に乾燥まではいかないので、風通しの良い場所に干します

干す際は日向は避けて、日陰で干すようにするのがポイントです。

水着によく使わていれるポリウレタンは日光に弱く、劣化や変色の要因になるため、日陰で干すように気をつけましょう。

乾燥したら形が残るので、形を整えてから干すように気をつけてください。

もう履けないというレベルの水着をどうにかして使う方法

学生時代はお金がないのでポンポンと新しい水着を買うわけにはいかず、僕はボロボロになった水着でも練習で使っていました(自分以外の人も)。

むしろ、どこまで劣化した状態の水着を使えるか競ってた感があります(笑)。

もう伸び伸びで、サポーターなしだったら透けて見えるんじゃない?という状態にまで劣化が進んだ水着でも、方法次第で使えます。

非常手段として、頭の片隅においておく程度にご活用ください。

おしりの部分は劣化が進みやすい反面、脚の部分はそれほど劣化しないことが多いので、「まだまだ使えるやろ」と思ってしまいます(今も)。

「2枚履き」する

伸び伸びで薄くなった水着でも、2着同時に履けばなんとかなる理論です。

僕の場合、学生時代は年1着水泳部でおそろいの水着を買う+年1着自分で買うの年2着購入ペースだったので、新しい水着を買う手前のタイミングなどでよく2枚履きをしていました。

大の大人がボロの水着を2枚履いてたらみっともないと思われるかも知れませんが……^^;

そんなこと知ったことではない」という方は是非やってみてください(笑)

サポーター(ブーメラン)を履く

(一応)透けるというリスクを回避できるので、履けないレベルの水着を履くための方法として最も無難です。

水着の状態の善し悪しに限らずサポーターをつけておくと安心ですので、サポーターの着用はオススメです。

ここまで劣化したらおニューを買うべきというタイミング

粘って使い続けていても、「流石にこれは替えないといかんでしょ…」というレベルまでいったら、買い替えをオススメします。

個人的に買い換えるべきと思う限界地点は、以下の2パターンです。

水着の端の部分が固くなったとき

水着の両端は(特に)劣化が進んだ後に一定期間放置すると固くなって、伸縮性が失われることがあります。

一応使えなくはないのですが、個人的にはそこまで素材が劣化したらビリッといくのも近いだろうなと思うのと、着心地が悪いので使うのを止めます。

一部が破れたとき

まだ足元のほうだったら大丈夫……と思うかも知れませんが、基本的に一部分が破れたらそこを発端にどんどん破れが広がっていきます

破れていくことを気にしながら泳ぐのは精神衛生上よろしくないので、買い換えることをオススメします。

そういえばいたなぁ……ビリビリに破れた水着を2枚履きしていた先輩が^^;

さいごに

以上のことを守っていれば、週2, 3回、1回2時間以内の頻度で泳いでいる方でも、最低半年以上は問題ない状態を保てると思います(手入れをしっかりしていれば1年はいけるはず)。

そして、ここまで書いておいてアレですが……いつ買い換えるかについては自分自身のプライドと相談してください^^;

僕は周りの目は気にしない派なので結構ギリギリまで使おうとしてしまいます(学生時代のクセかも……)

「タフスーツ」という選択肢

練習用として長持ちする水着が近年注目されています

arenaは、練習用水着として「タフスーツ」(TOUGHSUIT)という水着を販売しており、一般の試合で使う競泳水着よりも塩素成分に強く長期間の使用に耐えられる素材を使用しています。

伸縮性が高く、競泳水着ほどピチピチ感はなくフィットしやすいのが特徴です。

もちろん僕も一着持ってます↓

かなり昔に買ったときのモデルのため、同じものはもう市販されてないと思われるタフスーツ

これ買ったのかなり前なんですけど、いまだに普通に履けてます(arenaのロゴ部分は剥がれ取れましたが素材自体はまだまだ使えそうです)。

一般的な競泳水着と比べて価格も手頃(男性:5000円前後、女性:7000円前後)なのがいいですね。

1枚買っておくと(体型が変わったりしない限り)長年使えますのでオススメです!

スイミング
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