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【ダーツ】フライトが目に刺さるからクローズドスタンスをやめて別のに代えてみた

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こんにちは~

 変なクセがついてしまって、クローズドスタンスで投げると体にいろいろ支障がでるのでやめることにしました。

 で、代わりにやってみたスタンスはハーフスタンス(スタンダードスタンス、ミドルスタンス)とやらに近いのですが、その亜種みたいなスタンスをとったときに(今の所)悪い癖が全部消えたので、今後ちょっと期待できるかなーと思っています。

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クローズドスタンスの特徴

一般的なクローズドスタンス

 一般的なクローズドスタンスは、下画像のようにスローラインに対して両足を平行に揃えます。

クローズドスタンスのメリット

 両足の向きが、ダーツボードと矢の軌道を結ぶ直線に対して垂直になることで真っ直ぐ投げやすく、ダーツの軌道を三次元でなく二次元的に捉えられる(有り体に言うと、カンタンになる)というメリットが挙がります。

 また、(足を揃えるので)フォームを再現しやすいことや、重心を前に持っていきやすい(ダーツボードとの距離が縮められる)ため、その分有利なスタンスといえます。

クローズドスタンスのデメリット

 一番のデメリットは、ダーツボードの方向に顔を向ける時に体を捻る必要があることです。

 首を回すことで体全体が痛む場合、相当な負荷がかかっていると考えられるため、長時間、長期間のプレイで体にひずみが起こる可能性が考えられます。

私自身のクローズドスタンスのデメリット

重心が軸足に載りすぎる

 上図のように、左足のつま先部分と右足の小指の付け根あたりに重心が集中してしまう状態が癖となってしまいました。

 知らず知らずのうちに体を前に持っていこうとしてしまった結果です。

 意識を左足に集中させることで改善させることができますが、グリップやテイクバック、リリースポイントがおろそかになるため、リザルトは徐々に落ちていくという負の連鎖を止めることができないというのが現状です。

靴の中敷きは破れ、靴下も破れる

 特に右足の小指の付け根部分に全体重の90%は載ってると思われ、その結果、買ってそれほど間が経っていない靴も早速中敷きが破れてしまいました。

 まだ靴底に穴が開くには至ってないので履けますが、右側だけ威勢良く壊れるのはいいことではありません。

ついでに右足首も破壊

 物理的な消耗品の破壊だけならまあいいかで済ませられなくはないですが、いつも投げ終えたあとに足首が痛くて普通に歩けなくなります

 最近は日をまたいでも痛むことが多くなり、これはそろそろマズいじゃないかと思うようになっていました。

テイクバック時に上半身が前にブレる

 足をセットした時の上半身の位置と比べて、テイクバックを行った時に上半身が前(ダーツボード方向)にブレてしまうクセがついてしまいました。

 よほど意識したら防げるのですが、そんなところに意識がいっていたら当然スローイングそのものに支障をきたしてしまうわけで、結果も悪くなる一方になります。

フライトが顔に当たってダーツの軸がズレる

 テイクバックでダーツが顔に近づき、顔もダーツに無意識のうちに近づくため、フライトが右頬によく当たります

 当たった時に投げるのを止められればいいのですが、そのコンマ数秒後にはリリースに入るため基本的には間に合いません。

 ちなみにですが、「リリース直前で急に投げるのを止める」ということを繰り返していると、高い確率でイップスになると思っています。

 ダーツを離そうとしても離れなくなったり(ボードに届かないどころか地面に飛ばしてしまう)、テイクバックからスローイングに入ろうとした瞬間に指から力が抜けて、足元に落としたりする現象にさいなまれます。

最悪目に刺さる

 右頬ならまだいいですが、たまにフライトが右目に刺さることがあります。

 目は痛いわ、ダーツはズレるわで良いことなしです。

 失明…のリスクももしかしたらあるかもしれないので、できれば二度と起こしたくない案件です。

ハーフスタンス(スタンダードスタンス、ミドルスタンス)について

斜め45°

 ハーフスタンスは、スローラインに対して両足が斜め45°に近い位置関係になるため、結果的に体が投げる方向に対して斜めを向くようなフォームになる特徴があります。

 クローズドスタンスは首を90°回転させる必要があるので、首が(物理的に)回らない人にとっては苦しいフォームになりますが、ハーフスタンスだと45°回転させればダーツボードの方を向くことができるため、負担が減るというメリットが考えられます。

デメリットも多い

 最大のデメリットとされるのは「フォームの再現性の低下」です。

 45°と上では書きましたが、45°なら45°を保ち続ける必要があり、それが意外と難しいです。

 時として40°になったり、50°になったりします。

 それを自覚の上で投げているのであれば問題ないかもしれませんが、無自覚の状態でやっているとターゲットに対するズレが起き、その理由を別のところに追い求めていった結果フォーム全体がぶっ壊れて、最悪イップスに陥る危険性もあります。

 他に重心のズレが斜め方向のため、クローズドスタンス比べて三次元的なズレが起き、修正を図るのが難しい点なども挙げられます。

先日掴みかけたフォーム

「クローズドスタンス+α」?「ハーフスタンス+α」?

 とりあえずクローズドスタンスから脱却すべく、2番目に採用プレイヤーが多いであろうハーフスタンスに代えてみました。

 ただ、代えたところで大きな変化がないと思い、ふと左足をより前方へ踏み出してみることにしました。

 最終的な変遷は、上画像みたいに「クローズドスタンスのように両足がスローラインに対して平行だが、左足を前に突き出しており、ハーフスタンスのように見える」というフォームに(この日は)落ち着きました。

きっかけは知野真澄プロの映像

 前々から気になっていたのですが、「知野真澄プロ(PERFECTプロ)の左足の位置ってどうなってるんだろう?」というところがことの始まりです。

参考例

右下の青丸部分、左膝が映っているのと両足の隙間の開き具合から、結構左足を前に突き出している(ように見えた)。

 左足の膝が映像にくっきり映っていることから、クローズドスタンスではなさそうというのは伺えます。対戦相手の浅田さんはおそらくクローズドスタンスなので、その対比が動画では良く分かります。

 この手の動画を何本も見て「左足はどこに置いてるんだろう…」と考えた結果、今回の自分のフォームみたいな感じじゃないかなと勝手に思い、結果的に上記のようなフォームに行き着きました。

 実際知野さんがどういう構えをしているかは知りませんが、ハーフスタンスに近いだろうなというのはなんとなく察せます。

 なんで数多く居るプロの中から知野さんに注目したかというと、単に同い年という理由です^^;(もう1つありますが)

Newフォームのメリットとデメリット


実際の写真。「画像作るの面倒だろうなあ」という思いから撮影したが、結局画像作ったのだった(思ったより簡単に作れた)

メリット1:テイクバック時に上半身が前にブレない

 このフォームに代えた最大のメリットは、テイクバックしたときにクローズドスタンスで起きていた「上半身が前にブレる」現象が無意識でも絶対に起こらないことです。

 自分で試して自分で感動しました(笑)。

 これでフォームの一定さも保てます。

メリット2:重心が左右の足にほぼ均等にかかる

 意識しなくても重心が左右にほぼ均等(差がついても左4:右6くらい)の比重になるため、右足への負担が極端に軽くなりました。

 今まで足への負担の対策が、「筋トレして補強する」以外に浮かばなかったので、そもそも負担のなくなるフォームにするという根本的な解決ができたのはかなりのメリットです。

 これで右足の靴底に穴が開く心配はなさそうです^^;

デメリット1:リリースポイントがボードから遠ざかる

 クローズドスタンスのほうがリリースポイントをやや前(ボード方向)に置けるため、フォームを代えたことでリリースポイントは確実に遠ざかりました。

 そもそもテイクバック時にさらに突っ込んでしまう問題があったので、それがなくなるメリットの大きさを考えるとこのデメリットは受け入れられるかなと思っています。

 ただダーツの軌道は今までよりも角度を付けないといけないかもしれないため、全体的な修正が求められます。

デメリット2:立ち位置の再現性の低下

 左足の置き位置がクローズドスタンスより一定の位置にセットするのが難しくなるため、立ち位置の再現性の低下が見込まれます。

 ここはやりこんで慣らすしかないかなと思っています。

まとめ

 結局のところ、スタンスにしろグリップにしろ絶対的な正解はない…という点は、麻雀(打ち筋)やFX(トレード手法)に似てるなと思います。

 自分が一番いいと思うフォームで、そしてある程度理にかなったフォームであればもうなんでもいいんでしょうね。

 そこはダーツの魅力のような気がします。「答えがないとイヤ」という人にとっては、ダーツは厄介なジャンルかもしれません。

編集後記

 このフォームで実際に投げたのはゴールデンウィーク明けの5/7(月)で、できるだけ早く書きたいと思っていたのですが、なんだかんだで10日近く遅れてしまいました。

 明日(5/18)ネットカフェに投げに行こうかなと思っているのですが、もしかしたら明後日にはこのフォームを否定する記事を投稿しているかもしれません^^;。

5/7帰宅時点のスタッツ。練習はダメでも、ゲームはまあまあの内容が多く、スタッツは上昇した(でも負けてばかりだった)。9手前くらいと思われる。目先のスタッツが上昇したところで意味はないのだが……

では~

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コメント

  1. かず より:

    はじめまして
    自分もクローズドスタンスを今していて体重をほとんど足に乗せている感じなんでさすが
    最近足に体重をもうちょっとかけるようになってからくるぶしの辺り、アキレス腱の下のほうが激痛、腫れが出てきました
    日に日に違和感など出ていきなりそうなったのですが同じような症状になったことありますでしょうか?
    週4.5で休憩無しに3時間投げていました
    同じような症状になった方はいないか探していたところこのブログを見つけましたのでよろしければご返答よろしくお願いします

    • booboomasa より:

      >かずさん

      はじめまして。
      くるぶしあたりが痛みだした、ということですが、
      僕もクローズドスタンスで重心を前足にかけていた頃は痛みが出ていました。
      おそらく症状は全く同じだと思います。

      自分の場合は練習頻度が週1くらいだったので、
      当日、翌日、翌々日くらいで痛みは引きましたが、
      週4で3時間投げられているのならば、日常に支障をきたすレベルまできているのではないかと思います。

      防ぐためには、重心をかけにくくするために
      後ろ足(右投げなら左足)のかかとを地面に付けるなどすればいいと思いますが、
      ボードまでの距離が遠ざかるので、考えものですね。

      そのままのフォームで投げ続けると確実に重症化すると思うので、
      とりあえず何らかの対策は打ったほうがいいような気がします。