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【感想文】現役LPO会社社長から学ぶコンバージョンを獲るランディングページ(相原祐樹 著、ソーテック社、2018年)

 僕は現在、このサイトと全く別のサイトを運営しています。このサイトは趣味だけを題材としてますが、別のサイトは商用的なものを題材としています。

 運営開始からかれこれ5ヶ月が経過しましたが、成果はゼロ。

 そのサイトは「コンテンツ・マーケティング」と呼ばれる手法で作っているサイトで、この本の本筋とは少し異なる手法なのですが、最終的な「コンバージョンを獲る」という点では一緒のため、プロのノウハウを学びたく書籍を購入しました。

 とはいえ、コンテンツ・マーケティング的手法についても終盤(Part5)で詳細に説明されており、その緻密なコンテンツの作成方法に「自分は全然できてなかったな…」と思わされました

 そんな僕が表題の本を読んだ上での感想を、他の方の参考になればと思い少し記しておこうと思います。

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基本情報

本のタイトル
現役LPO会社社長から学ぶコンバージョンを獲るランディングページ
本の表紙
著者
相原 祐樹
出版社
ソーテック社
ページ数
224ページ
出版年
2018年(5月)
内容構成(目次)
Part1 最短で成功するLPOを軸にしたWebマーケティング
Part2 結果の8割を決めるリサーチ・3C分析・ペルソナの設計
Part3 マーケティングの軸「ランディングページの最適化」
Part4 広告を使ったランディングページへの最速の集客法
Part5 広告費を大幅に下げる最強の集客術
Part6 もっと効果を高めるためのランディングページの運用

ひとまず1周読んでみて感想

 ページ数は224ですが、2~3時間あれば1周読み終えることができます。

 1周読むだけではノウハウとして深く頭に入ってこないため、重点的に読むべき箇所について何度か読んで理解を深める必要がありそうです(個人的にはPart2, 3, 5)。

 自分がこの業界のベテランでないため自分のものさしで測るのは恐縮ですが、たぶん初心者向けです。

本を読んで思った「ペラサイト」のメリット

 いわゆる「ペラサイト」というのは、ほぼトップページだけで構成されたウェブサイトのことで、ものすごい長文で商品やサービスの説明がなされてあるウェブサイトのことです。

 他のコンテンツがあるとしてせいぜい「お問い合わせ」や「プライバシーポリシー」くらいです。

 SEO的観点で考えると、「1つのドメインにほぼ1つのページでどうやって集客できるのか…」と思いますが、そこで「広告」のブーストを利用するようです。

 ペラサイトは基本的に(Googleなどに)広告料を払い、検索時に上位表示されるようにしてもらうことで集客を行います

 そのため、できたてのサイトでも金さえ払えばすぐにそれなりの訪問者数を集めることができそして訪問者の心に響く内容であればすぐに結果につながる…これがペラサイトの最大のメリットです。

 この本は、そんなペラサイトの一見「長ったらしいだけ」に見えるページについて、鉄板の内容構成パターンと結果を出す根拠について事細かに説明がされている本です。

デメリットは?

 ペラサイトのデメリットを挙げるとしたら、それなりの初期投資が伴うところでしょうか。

 お金を払って人を集めたところで、訪問者に響かない内容だとそのまま立ち去られて広告宣伝費だけが失われていく負のパターンに突入します。

 構成を学んだところで、各所各所で読み手に刺さるコピーライティング技術がないと読まれずにサイトを立ち去られてしまう点は要注意な気がします。

サイトを作る実作業の前にマーケティングを行う重要性を学べる

 マーケティング…っていうと、商品(モノ)を作る際に企画部門の人がどういう人をターゲットにするのか、どれくらいの市場規模があるのか…などを細かく調査するイメージがあるかと思います。

 まさか、このマーケティングの要素がサイトづくりにも大きく関わっているとは思いもよりませんでした。

 いくつかのサイトやアフィリエイターの方から「まずはターゲット(ペルソナ)を明確に決めるのが大事」ということは常々教わってはいましたが、この本ではその「ターゲティング」 の部分についてこれでもかというくらい詳細なターゲット選定をしています

 年代や性別を決めるのは当たり前ですが、年収や職業、ついでに名前まで名付けた挙げ句、この人がどういうシチュエーション、どういう理由で検索サイトで検索して自分のサイトに入ってくるかまで想定します。思わず「そこまでは考えてなかったわ…」と思わされました。

 ターゲティングだけでなく、他にもマーケティングの基本と言われるようなPEST分析環境分析(セグメンテーションやポジショニング)に該当するような手法でサイトを作る前の準備を行っていくことを丁寧に説明しています。

コンテンツ・マーケティングでも根本は変わらない

 この本はペラサイト(本では「ランディングページ」と表現)の作成方法が主ですが、上記の内容はコンテンツマーケティングでも同様ということがPart5から伺えます。

 要は、1つの記事作る場合でも、どのような人がこのページにアクセスするのかどのような検索ワードでアクセスするのか…などを想定して、タイトルや記事の内容を構成することが重要であることを説明しています。

 とりあえずこの本を一読するだけでも、誰からも喜ばれない記事をいたずらに量産することは防げるようになるかもしれません。

「日記」サイトは別

 あくまで訪問者数を集めてなんらかの結果(問い合わせ、商品購入)を手に入れたい場合の記事作成手法であるため、ただ自分の想いを主張したいというようなサイトやブログ(日記サイトなど)でこのようなペルソナ設定や環境分析をする必要はありません。

 この本はあくまで商用的なサイトのための内容です。

 マーケティング分析をしたばっかりに何も書けなくなった…だと本末転倒なので、その区別はあらかじめ認識しておく必要があります。

数作ることが成功への近道?

 本を読んで早速実践するわけですが、当然ながら即結果が出るということはありません。

 僕の場合広告費用は一切払ってないため、Googleがサイトを良いと評価して上位表示してくれない限りは集客できないのが現状です。

 記事をたくさん作ったり記事のリライトを積み重ねていくことで内容と評価を上げて、検索で上位表示されるようになってくる頃に、効果のあるライティングが書けるようになっていれば結果がでてくる…と信じて目下作業中です。

アフィリエイトは甘くない

 冒頭に書いたように開設からもう5ヶ月が経つとあるサイトですが、いまだ結果は出てません。アフィリエイトは甘くないです。

 ただ、アフィリエイトにはこの本に書かれているような正攻法があって、それを基準に勉強とサイト作りを繰り返し行っていけば、必ず結果はついてくるということは多くの人が口を揃えて言っています(自分はまだ実感してないが…^^;)。

 「アフィリエイトとは運良く当たれば儲けもの」というものではない…ということだけが、一生懸命サイトづくりをやる上での拠り所だと思っています。

さいごに

 1周読んで、一部内容を2周以上読み直していますが、この本は「買い」だと思います

 この本を実際に買ったのは今年の7月頭ですが、できるものなら半年前(3月頃)の自分に「サイトをゴリゴリ作る前にとりあえず買って勉強しとけ」と言って渡したい本の1冊です。

 …と思ったらこの本の発売開始が2018年5月らしいので、早くても購入できるのは5月ですね(笑)。発売と同時に買って読んでたら「この本との出会いは運命的でした」って言ってたかもしれないですね。

 もしアフィリエイトを今から始めようと真剣にお思いの場合、この本でなくても少なくとも1冊か2冊はマーケティングについてある程度触れた本を購入することを個人的に強くおすすめします

 僕はそれに気づくのに数ヶ月かかり、その間に作ったコンテンツの大半はほぼゴミといっても過言ではないものばかり量産してしまいました(現在リライト中です…)。

 1で済む作業に10も20もかけるのはバカバカしいものです。勉強することで10の作業量が1に減るという効率化を図るために一読をオススメします。

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